ゼンハイザー HD800

今回はゼンハイザーのフラッグシップモデルHD800です。
何を血迷ったのか衝動買いしました。
おかげで財布の中身が寂しい事に・・・

高い!!

このヘッドホン馬鹿みたいに高いです。
国内正規品だと18万ぐらいします。
並行輸入品でも12万円・・・
どれだけ音が良くてもコスパは最悪です^^;

音質

音場の広さ、定位の良さが凄まじいです。
広い奥行を感じられます。
ある意味それが全てなヘッドホンでもあるかと思います。
この感動は大枚叩かないと得られません(笑)
解像度もかなり高く、本当に細かい音まで聞き取れます。

高音は色々な音がしっかり鳴っています。
刺さることはあまりありません。
基本的には目立つわけではないですが、音源によっては各音がしっかり鳴りすぎてたまに煩く感じることはあります。

中音は基本的に原音に忠実で生々しいです。

低音は適度に締まった音で量は普通~若干少な目。
意外と結構低いところまでちゃんと出ていて、集中すると程よくズンと来るのがわかります。
音の質がとても良いです。
このヘッドホンを聞いて第一印象に残るような主張のある低音では無いけれど、聞けば聞くほど良いものに思えます。

バランス的にはかなりフラットです。
情報量が多く、各音がハッキリ聴こえるので多少の聞き疲れがあります。
とにかく空間表現に特化した機種で、得意な曲、苦手な曲があるかと思います。
何を聞いても圧倒的な基本性能の高さ来る奇麗さはありますが、音にあまり特徴はなく意外と普通な感じであっさりしています。

全ての音が少し遠めから聞こえそれぞれの位置もはっきり分かれているため、逆にそのせいで違和感を感じるような音に感じることもあります。
また、ボーカルメインで聞く際は他の機種の方が魅力的な音作りに感じられることが多いです。

クラシック向けと言われているようですが、私はクラシックを普段殆ど聞かないので分かりません・・・
ジャズやフュージョンは広い空間で色んな音が色んな方向からハッキリと広がるように聴こえ、聴いていてとても楽しいです。
この楽しさは他の機種では味わえないHD800オンリーなものだと思います。
一回、突然部屋の後ろの方から音がして、驚いてヘッドホンを外して振り向いたら実はヘッドホンから鳴っていたことがありました(笑)
本当にあの音が耳元で鳴っていることに気付かなかった・・・

装着感

良好です。
重量はそこそこありますが、形状に工夫がされているのかそこまで重く感じません。
側圧やフィット感もなかなか良いです。
ただし、イヤーパッドが少し大きめなので、丁度いい位置に耳が来るように位置を調節する必要があります。
また、両出しケーブルが結構鬱陶しく感じます。

良く使う機種との比較

HD598
解像度、音のキレ、空間表現には大分差があります。
流石にHD800と比べると篭って聴こえてしまいます。
音の厚みは(篭っているから?)HD598の方があるように感じます。
あとは言葉で表現するのは難しいけど、HD598は非常にまったりと気楽に聞けて、性能だけでは計れない魅力があります。

Q701
基本性能はやはりHD800が全て勝っています。
Q701ですら少し篭って聞こえてしまいますね。
ただ、高音の伸びはQ701の方が優れているように感じます。
また、音色の艶のある上品な美しさなんかもHD800には無い美しさだと思います。

・T1
解像度は若干T1の方が高いように感じます。
音場の広さはT1もなかなかですが明らかにHD800が勝っています。
HD800の方が低音のキレは良いですね。
T1は音の濃さと魅力的な音色(HD800のようにあっさりしていない)が素晴らしいです。
また、T1の方が音が明瞭です。
同レベルで比べられるヘッドホンが手に入って改めてT1の凄さを感じました。
T1とHD800の良いところを合わせた音を聞いてみたいという願望が湧いてくる・・・
この2つはもっと聴き比べて感想を更新していきたいです。

まとめ

他では味わえないオンリーワンな性能を持った機種!
普段使いでメインにするのは厳しいですが、手元にあれば音楽の楽しみ方が一種類増えます。
ただし、まだそれなりのヘッドホンを持っていない人は、もう少しコスパに優れてオールマイティに使えそうなヘッドホンを買ったほうが満足度が高いと思います。
値段のことは考えたら負けです。

ゼンハイザー HD598

今日は愛用のヘッドホン、ゼンハイザーのHD598です。

最高のコスパ

上位機種は馬鹿みたいに高いヘッドホン界、このヘッドホンは20000円ぐらいで買えるので、音の良いもので買いやすいヘッドホンとして定番中の定番になっていますね。
かなり売れているので値段も下がっているようです。
確か私がHD595(HD598の従来機)を買った時は30000円を越えていました。
HD598はビンゴ大会の景品で当たりました(笑)

実際、使っていてとても良い機種だと思います。
音質にはクセがありますが、安いヘッドホンから乗り換える方は間違いなく感動する世界が待っています。

音質

どちらかと言えば低音の量が多く感じますが、全体的にバランスが良く鳴っています。
音の分離は良く、音場もなかなか広いです。
値段の割にとても性能が高いと思います。
ごまかした雑な音作りではなく、ちゃんと拘っている印象があります。

高音は高い音までしっかり鳴っていますが、丸まって聞こえます。
そのおかげで耳に刺さることが無いです。
伸びはなかなか良いです。

中音は前に出てくる傾向です。
分解能が高いのもありごちゃごちゃせずよく聞こえます。
しっとりしていてとても心地の良い音です。
ストリングスの表現が特に気に入っています。

低音は締まった音ではなくブォンとかドォンって聞こえます。
まろやかに聞こえますが、ノリの良さが犠牲になっています。
量は結構出ています。
低音寄りと書きましたが主張してくる感じではないです。

全体的に曇った音と言えば悪く聞こえますが、深みがあって柔らかくて温かい音がします。
一言でいうなら優しい音。

良くも悪くも原音を忠実に出す感じではなく、繊細な感じも無いです。
ここは好みの分かれるところだと思います。

聞き疲れしない

特筆すべき装着感。
本体が軽量で重さをあまり感じないことと頭へのフィット感が最高で、長時間つけていても苦になりません。
側圧も丁度良いです。
イヤーパッドもレザーのように蒸れるということもなく夏場でも快適に使えています。
音質は上述した通り、耳に刺さらない音なので装着感と合わせて疲れることがありません。
ヘッドホンはいくつも持っていますが、これほど疲れないヘッドホンは無いです。
大絶賛です。

デザイン

インパクトの大きいプリンカラー。
正直私は好きじゃないです^^;
HD595のシャンパンゴールドの方が落ち着いていて好きだった・・・
今はブラックカラーも出ているようですね。

ゲーム使用

特に問題なく使えています。
足音の位置はよくわかります。
密閉型ヘッドホンの方が聞き漏れは少ないと思います。
HD598にも密閉型のバージョンが出ているみたいです。
本当にゲームでしか使わないのであれば、もっと安いヘッドホンで十分です。

Q701と比較

定番同士の比較です。
コスパ最高と絶賛していたHD598ですが、若干の価格差はあるもののQ701が全体的に1ランク性能が優れています。
ただ音の傾向が全く違うので結局好み次第ですね。

・HD598
暖かく包まれるような優しい音
フラット~若干低音寄り
音は暗め
全く疲れない

Q701
線が細く輪郭がハッキリしているけど角の立たない上品な音
低音少な目
音は若干明るめ
音はあんまり疲れないけど長時間使っていると締め付けが痛い

まとめ

この価格帯ではこれ以上の性能の機種はなかなか無いと思います。
が、音にはクセがあるので誰にでも薦められるわけではないです。
音の好みが合えば、入門機として手放しで絶賛出来る機種ではあります。

もっとお金を出せば更に音質の高いものがいくらでもありますが、HD598は全く疲れずまったり聞けるので普段よくこの機種を使っています。
高級機と比較しても、単純な性能だけでは比べられない魅力があります。

ちなみに、HD598の後継機のHD599が出たようです。
レビューを見る限り音質に殆ど変わりは無いようです。